ジャッキー・チェン版のベスト・キッドを見た感想

少し前に地上波でジャッキー・チェン版のベスト・キッドの映画を放送してた。ベスト・キッドといえばまあアレだが、今回のやつはウィル・スミスの息子が主役で、ジャッキー・チェンがカンフーを教える内容の物語だった。全体的に見た感想は、子供たちの喧嘩がメインで、映画としての盛り上がりに欠ける内容だった。なんかウィル・スミスのコネが原因でこの映画ができたような感じがするのが非常に残念かな。脇役としてジャッキー・チェンという構図が何か勿体無い映画でした。

オリジナルのベスト・キッドは、なんか味があるというか、日本のタレントからマネされるようなシンプルな何かがあったような気がします。「ワックスを塗る・拭き取る」といった単純な動作から、自然と修行されて強くなる課程とか。それが今作も上着を脱ぐ、上着をかける、上着を床に落とすといった単純な動作はマネそのもので、オリジナルはコピーを超えられないという部分が視えてくる内容ですね・・・

今作はジャッキー・チェンは冴えない男として登場していた。他の主役やヒロインはなんか俳優というより、演技力を見てもやはり子供で面白みに欠ける。なんか話的に強引だなと感じる部分もあり、駄作感が少し感じられる内容でした。すごく退屈だったし、なんでしょう!この薄っぺらいものは・・・!?


全体的に何が駄目だったのか考えてみたけど、強くなる課程の部分をもう少し描いていいかないと駄目なんだと思った。例えばウィル・スミスの息子とヒロインの恋愛シーンを描きすぎて、結局何の映画なんだろう?と思うところもあるし、ジャッキー・チェンも一皮向けて、家族の事故死から一歩前に出るようなシーンを描こうとしていたりと、頼り有る人なんだか、頼りない人なんだかハッキリとしていない。「どれも中途半端」という言葉が一番とピッタリといった感じでしょうか。

主人公にばかりフォーカスを当てすぎて、脇役の人物像の魅力がうまく描ききれておれず、王道といえる映画だが、なんか物足りなさを感じますね。映画版では最後のラストシーンは師匠対決になるんですが、地上波ではその部分が全面的にカットされている。重要な部分をカットしてしまうのはどうかと思った。

とにかく昔のベスト・キッドを知る者からの意見では、ジャッキー・チェン以外は全部味気ないなと言った感じです。子供にしては運動神経が抜群で凄いね!とは言えますが、「映像として面白いか?」と聞かれると微妙なんです。映画を見終わった後も、何か残るものは皆無で、むしろオリジナル版のベスト・キッドをぼうとくしているような気がするのは勘違いだろうか!?

感動させる部分などや、子供が成長していく課程が無理やりすぎてイマイチな映画だった。子供の喧嘩映画は面白くないもんですね・・・。チープな内容だったが子供から観れば面白いと感じる内容だったりするのかな。ミヤギさんのような味のある師匠ってあんまりいないもんだな。ジャッキー・チェンが適合していたのか?と聞かれると、やっぱ微妙に違うと思うんだよな。そもそも作品の構成が少し似すぎている部分がどうかと思うッス。
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